【BLOG】【社長Blog】管理組合の期末に考える
2017-03-31
◆本日は一年で一番忙しい日の3月31日。年度末・決算期末の日です◆管理組合にも決算期末がありますよね。分譲時期によって多少異なりますが、3月末が一番多いのではないのでしょうか◆管理組合と民間企業は本質的に異なりますが、最近、管理組合活動も1事業であるとの観点から色々な課題を見直す機運が高まってきました◆基本は、この1年間どんな事業を展開してきたのか?その会計決算はどうだったのか?次の1年間、何をするのか、そのための予算措置は大丈夫か?を考察します◆決算書・予算書の収入は入るべき数字で計上されていますが、未収、特に長期・大型・不良の未収者はいませんか?未然防止策や適切な対応を施していますか?◆単年度での基本収支は赤字になっていませんか?単年度で赤字を垂れ流し、繰越金で資金繰り運営している管理組合も見受けられます。要注意です◆事業として考えれば、その事業は組合員のニーズやシーズやウォンツに合ったものですか?時代遅れになっていませんか?建物・設備・入居者の高齢化が進行する中で、求められる事業は大きく変化しています。人間と同じように年を重ねると各所の機能が低下し、元気さが衰えてゆく。高年齢になったから必要なってくる事柄も増えてきています。従来発想からの切り替えが肝心です◆事業感覚で、効率性、収支、市場性、デザイン性、担い手交代、設計、発想の転換等々、各面から見直してみませんか?◆何か新しいヒントがきっと生まれます。新年度がそれぞれのマンションに素晴らしい1年になりますようにお祈りします。