【BLOG】【社長Blog】大手管理会社社長の年頭挨拶から見る管理業界のテーマと認識
2015-01-19
◆マンション管理の業界紙「マンション管理新聞」では、例年この時期に大手管理会社の社長に行う年頭インタビュー記事を掲載している。同記事から各社トップが唱える「キーワード」を検証してみた◆最初に、状況分析として①消費税UPによるコストPUSH②円安・物価上昇③株高④建物・設備の高齢化が共通事項◆こうした状況分析を受けて、各社それぞれの対応策が「キーワード」になっている。順不同で共感する点を列挙すると、次のとおり●「業界基準からお客様基準へ」「しあわせ<感>理」(顧客満足・目線・立ち位置の大切さ)●「管理会社変更の道しるべ」(適正な競争を通じてのレベルUP)●「個の力を組織の力へ」「社員ひとり一人のレベルUP」(管理サービスの基本)●「マンション維持修繕技術者資格の社員全員合格」「パソコン・スマートフォンでの決済システム」(オリジナル差別化戦略)●「まちの向上の一端を担う」「人、街、暮らしを元気にする」(地域密着戦略)●「心強いパートナー・新しいビジネスモデルへの挑戦」「危機管理、お客様の一番近い存在に」「お客様の生の声<やって当たり前、出来て当たり前>に応える」(商品コンセプト)●「耐震・省エネ技術開発」「家事代行サービス」「認知症セミナー、健康・省エネリフォーム」「シニア向セミナー」(時代の要請に対応)などが挙げられる◆業界共通の大きな変化「マンション建て替え推進法の改正・敷地権売却5分の4決議」にどの社も触れてないのが意外だった◆さて、親会社を持たない小さな会社の当社モットーは「どこまで行っても人と人」(人間関係サービス業)「物差しはお客様」「小さな組織が、大きなことをやり遂げる、能力は、規模ではない、決め手は問題意識と発想、熱意と行動力、そして問題解決能力」。◆現場第一でONLYな社会的存在感を示してゆく所存です。